平成12年12月2日
 布施のとあるところで弥生時代の銅鐸(ドウタク)が発見されました

本当は、銅鐸のレプリカ(複製品)でした。

 この世界最大の銅鐸は、東大阪市高井田西に事業所があり、古代「銅鐸」に魅せられた鉄工所(上田合金株式会社)社長が、長年の研究の末、古代製法で、忠実に再現したもので、その装飾紋様は、イラストレーター成瀬國晴氏が担当。
重量は約300キログラムの青銅製。高さ160cm(実測)
 この銅鐸は、東大阪商工会議所の依頼により制作され、平成12年11月初旬にマイドーム大阪で東大阪産業展(テクノメッセ東大阪2000)に出展されたもので、このたび東大阪商工会議所より布施商店街連絡会に寄贈されました。

 布施商店街連絡会では、この銅鐸を「布施21世紀カウントダウンフェスティバル」で披露します
現在美装中!
銅鐸の晴れ姿を是非12/31大晦日にご覧にきてください!
どう‐たく【銅鐸】
弥生時代の青銅器の一。釣鐘を扁平にした形で、上方に半円形の鈕(チユウ)がある。本来内部に舌をつるし、ゆり動かして音を出したもの。次第に大形化し、装飾が多くなり、鳴りものの機能を失う。高さ20cm前後から130cm以上のものまであり、装飾には原始絵画のあるものがあって有名。
西日本で製作され、祭器として用いた。
  広辞苑より
完成したばかりで、まだ鋳型の砂で一面に覆われており、発掘したばかりの様ですが、年末までに、専門家が磨きをかけて美装し、披露当日は、輝くばかりの「銅鐸」に仕上げる。

 布施商店街連絡会では、レプリカとはいえ文化的な価値があるものですので、イベント終了後、できれば東大阪市内の公共的な施設又は公園、美術館等で展示する計画があります。

磨き美装完成しました 12/20